2011年6月27日月曜日

魔法のことば

魔法のことば。といっても、「ポポポポーン」のアレではありませんよ(笑)



ある言葉がキッカケで劇的に変化することがある。実は昨日、この「魔法のことば」というものを体感した。

6/25(土)にいつもお世話になっているSuccess Runningさんのスイムイベント「サクセススイム」に行ってきた。場所は西京極にある京都アクアリーナで、コーチはきむかつコーチ。

スイムは、小学校6年間、スイミングスクールで通っていたことがあって、一応四泳法は泳げる。そして、社会人になってからも、スポーツジムなどで時々、特に夏はよくスイムでトレーニングをしている。まあ、特にここ数日続いているハンパない暑さの中で、ロードを走るのは、まず無理・・・

スイム自体は、ゆっくりであれば何百メートルは泳げるのですが、悩みとしては、もっと速くかつ楽に泳げないかということ。スポーツジムに居ると、僕より速く、スムーズに泳げる人が沢山いてて、何が違うんだろうというのを常に疑問に思っていた。

普通ではあれば練習不足なんだろうと思い、練習量を増やしたりするんだろうけど、時にこれが余り効果がないということもあったりする。これがスポーツのある意味恐ろしいところでもある。

話を戻すと、この日はどのよう流れで行ったかというと、まずは100m泳いでくださいということ。ほんで、まずいつものとおり泳いでみた。参加者は僕も入れて4名とほぼマンツーマン。

そして、泳ご終えてから指摘されたことが、全員に共通していることが「伸びが足りていない」ということであった。つまり、簡単に言うと、手だけで泳いでていて、体全体、体幹を使って泳げていないということ。「体幹」といえば、マラソンなどでお馴染みである。

さて、この体幹を使って泳ぐにはどうするかというと、ここで「魔法のことば」が出てくる。まあ、簡単にいうとコツというやつだ。要点を纏めるとこんな感じである。

  • クロールを泳ぐ際、ヘソの位置は真下ではなく、斜め45度。でも、顔は下。
  • 息継ぎをする際は、体の軸を動かすときに一緒に動かす。というよりか、頭に棒が刺さっていることを意識して移動させる。
  • 腕のリカバリーの時は、肘をあげて、そのまま前に持っていくような感じ。そして、反対側の肘辺りまで手先を持って行きタメを作る。
  • 推進力は、水かきのプルの時だけでなく、腕の入れ替えに発生する体の体重移動を使って推進力を得る。
  • 最後に腕を入水する際は、真っ直ぐでなくても良い。体軸から外側でも良くて、伸ばしやすい方向でOK.

うん、やはり文書で書くと凄く分かりづらいかも・・・映像なら分かりやすいので、Youtubeで探してみると、Total Immersion Swimmingの動画が分かりやすいかと。


きむかつコーチから聞いた「魔法のことば」が、今までの自分の常識をくつがえす、レボリューショナリーなものばかり。もう話を聞くと、目からウロコ状態だった。ある意味、ポポポポーンだった(笑)(  Д ) ゚ ゚(  Д ) ゚ ゚

はっきり言って一番最初の「へそ」の部分だけを体得しただけでも、十分にハンパない速さで泳げるようになる。それに加えて、いくつかのポイントを取り入れる事によって、ドンドン進化する。

ほんで、本日も近所のジムのプールで泳ぎましたが、全然違いますね。50mだと、ゆっくりペースでも10秒以上速くなったし、しかも無駄な体力を使わずに効率よく泳げる。隣のレーンで泳いでいるスイマーを軽々と追い越せるという優越感は、まじでヤバイです。

ほんま、こういう「魔法のことば」というのはもしかすると色んな分野でもあるんだろうね。闇雲に練習するだけでなく、こういう魔法のことばを見つけることによって、壁を超えることができるんだろうねと思った。

もしかすると、プロフェッショナルとアマチュアの差って、まあ練習量もあるだろうが、こういう魔法のことばの知識量も差としてあるのかもしれない。練習量が増えれば、こういうキッカケを自分で見つける機会が増えるかもしれないが・・・

でも、この週末は、僕に取ってはレボリューショナリーな2日間であった。

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