2010年9月12日日曜日

ボディバランス測定会@加古川 シーズン2

2010年1月に引き続き、本日、シューズマスターさんのボディバランス測定会に行ってきた。場所は加古川にある、ウインドアップという陸上競技専門店にて。



店の中に入ってみると、店の片隅にシューズマスターさんがいらっしゃいました。1月に受けていたことを覚えてらっしゃったので嬉しかった。そして、いつものように靴底診断とボディバランス測定へ。

ボディバランスの測定および靴底診断の結果は、以下の感じでした。
  • 足の中足部〜前足部の外側に重心が偏っている。これは、足の蹴りだしの時に重心が小指の方に逃げている傾向にある。
  • 腰が固く、緊張感がある

本来であれば、最終的には親指の方に力が流れるようなっていないといけないのだが、僕の場合は小指の方に逃げているor小指の方で止めているような傾向にあるようだ。これはエネルギーロスが発生するようで、つまり効率よく走れていないということ。

実は、この現象、僕自身ある程度自覚していて、足の小指(特に右側の足)がマメができたり、ヒドイ場合は血マメになることもある。ほんで、普段のランニングでも、そういう自覚症状があったので、なんとか治そうとしているのですが、なかなか治らない。。。たぶん癖なんだろうと思っているのですが、長年の癖とか生活スタイルなども影響しているのでしょうが、なかなか難しいものだ。。。あと、指摘されたのが、前回も同じく腰に緊張、固くなっているということ。これは、自覚症状がないんですよね。。。

これに加えて指摘いただいたのが、カスタムインソールのこと。少し踵が高くなっているようで、それも今回の障害(アオリというらしい)を引き起こしている原因だとか。目的に応じて使うのは問題ないのですが、常用するのはよろしくないとのこと。。。

ほんで、対策としては、一言でいうと、もう上半身を鍛える、というよりかは上半身を上手い具合に使えるようにするということ。極端に言うと、たぶん足だけで走っているのかな?? それには、普段使っていない筋肉に対して刺激を与える必要がある。それには、以下の方法があるようです。
  • ラインウォーク
  • シャトルラン
  • 八の字ランニング(八の字でラインウォークもOK)
  • 腕を大きく広げた状態での腕立て伏せ(菱形筋の刺激など)

あとは、アドバイス頂けたのが「硬い靴」を履くことだそうです。硬い靴ってなんですか?と思ったので質問してみたところ、靴を逆さまにして捻ったり、靴の前足部を曲げたときにグニャグニャ曲がらないのが硬い靴だそうです。手元にあったMizuno Wave RiderとAsics GT-2150 NYを比較すると、確かにGT-2150の方が硬い。まあ、手で簡単に曲がるということは、体重の3倍以上かかる足の場合は、ものすごく動くということ。そうすると、やっぱり着地面が不安定になるので、どうしても強い筋肉(日本人の場合は外側の筋肉)が働いてしまい、普段使っていない筋肉に刺激が入りにくいとのこと。

が、僕の場合は、力が外に逃げているので、靴の内側にデュオマックスなどの補強材が入ったシューズを履くと、余計に外側に力が働くので、補強材の入っていないシューズを選ぶ必要があるそうです。うーんとなると、Mizunoのウェーブクリエーションが有力になってくるのかな?それとも、硬いシューズといえばトレイルシューズも思いついた。だが、僕が持っているTHE NORTH FACEのSingle-Trackは、意外とグニャグニャ曲がりました。何かいいものがあるのかな??

やっぱりシューズマスターさん、凄いなあ〜。特に走っている時のフォームなどを見ずに、足裏のボディバランスの測定結果と靴底診断でここまで分析できるなんて、やはり長年の経験というものなんでしょうね。また、機会があれば、是非行ってみたいと思う。

2010年9月10日金曜日

Wiggleの誤配、その後

Wiggleのカスタマーサービスと英語で何度かやり取りした結果、Garmin Forerunner 310XTにバンドルされているハートレートモニターを向こうから送ってもらうことになりました。もちろん、無料です。

はじめは、「ごめんなさい。では、誤って配送したものを送り返してほしい。送料はこちらで負担するので。。。」と依頼してきたのですが、向こうに送り返すのは色々と手間。もちろん郵便局に荷物を持っていかないのはもちろんのこと、海外に物品を送るときにいくつか書類(税関告知書、インボイス)を作成する必要がありメンドくさい。

なので、こちらから「ハートレートモニターだけを送って欲しい。そっちの方が往復の送料とオペレーションコストを考慮すると安いでしょ?無理なら、もう差額を返金して」と交渉してみたところ、なんとかハートレートモニターだけを送付してもらえることになった。まあ、何でも行ってみるもんだな〜。

ちなみに、送ってもらえるのは、こちらの商品です。たぶん、定価ベースだと、「Garmin FR310XT with HRM = Garmin FR310XT + Heart Rate Monitor Soft strap」だと思います。

とりあえず、到着を待ってみます♪

2010年9月8日水曜日

WiggleからGarmin Forerunner 310XTが届いたが。。。

今日、仕事から帰ってくると、英国の通販サイトWiggleから小包が届いていた。

実は、先日XTERRAの反省点の一つとして、Garmin Forerunner 405では、ロングトレイルレースは持たないことがわかり、より大容量のバッテリーを持つForerunner 310XTをWiggleより注文していた。



Forerunner 405は、最大8時間しかバッテリーが持たないように設計されており、利用状況によっては6時間も持たない感じでした。どちらかというと、本当にロードレース(フルマラソンぐらいまで)を想定した製品なのかなと思います。

Forerunner 310XTは、最大20時間もバッテリーが持つように設計されており、ウルトラマラソンやロングのトレイルレースでは、十分な性能を持っている(FR405のように普通の時計としては使えないけど。。。)。というわけで、10/3のMadarao Forest Trails 50km用にFR310XTをお取り寄せ。

Wiggleは、1年ぐらい前から利用しており、FR 405もWiggleで購入しました。円高ポンド安なので、日本国内で買うよりも半値近い価格で購入できるというのが魅力。が、海外サイトなので、トラブルが生じると、英語を使ってやり取りしないといけないというのがメンド臭い。

が、今回初めてそのトラブルに巻き込まれる。。。実は、FR310XTを注文したときは、「Garmin Forerunner 310XT with HRM」というモデルを注文していた。これには、ハートレートモニターがバンドルされている。別々で購入するよりかは少し安く購入できるようになっている。が、本日届いたものを開封してみると、ハートレートモニターが入っていないではないか!???

なんでだろうと思い、製品パッケージの横を見てみると、ハートレートモニターの絵が付いていない。。。というわけで、Wiggleの中の人がどうやら「Garmin Forerunner 310XT」という通常モデルを間違って配送したのかなあ〜と思います。



というわけで、先程Wiggleにどうすればええのか?というクレームのメールを英語で投げておきました。ああ、面倒くさいなあ〜・・・・

2010年9月1日水曜日

XTERRA JAPAN 2010 丸沼大会

報告が少し遅くなりましたが、8/29に群馬県の丸沼高原で開催されたXTERRA JAPANのTrailrun30kmのレースに参戦してきた。

レースの状況


はっきり言って、メッチャキツいレースだった!標高1500mから2600mの山々を、確か4,5つの山を駆け抜けるレースですが、勾配はキツいし、酸素は薄いし、メチャクチャしんどいレースだった。


序盤の9kmぐらいまでは、ペースを抑えつつも、普通に走れたのですが、白根山を頂上、目指す過程で、急に体が重くなって、まともに走れなかった、いやまともに足が動かなくなった。途中までは、一緒に出場した友人たち一緒に行動していたのですが、白根山・山頂付近から、気持ち悪くなって追随できなくなった。

▼白根山山頂


▼記念撮影


そしてレース半分の15km地点。確か、この時点でスタート開始してから3時間半ぐらいでしたが、ハムストリングがパンパンで、フルマラソンの35km壁をわずか15km地点で感じるとは予想もしてなかった。

そこから、白根山、五色山、座禅山などを登っては下ってを繰り返す。そのうち、体が重いだけでなく、頭も痛くなり始めて、ある意味地獄を見た。そして、持ってきた行動食も喉を通らなくなり、やばい状態に。レース終了後に聞いたのですが、これは高山病の症状らしい。。。

何かがおかしいと思いつつも、黙々と走ったり、登ったり、そして転んだりを繰り返しながら、21km地点のエイドステーションで休憩。カーボショッツ、三ツ矢サイダー、レモンの皮のお菓子を食べて、一息する。しんどい時は、酸っぱいものしか喉が通らなくなるのは本当みたいここで15分ぐらい滞在していたと思う。この時点で5時間以上は経過していた。。。

21km地点からは、基本的に下り基調。スキー場の下りなので、勾配はキツいですが、標高も低くなってきているのか、それともエイドでの休憩が効いたのか、少し気分も良くなり、ペースを上げて走れるように・・・個人的には、途中にあった腐葉土のフカフカな林道が一番気持よく走れた。

が、林道過ぎた後に出てくる、スキー場のコースをそのまま突っ切ってしまいコースアウトする。実は、これまでに3回コースアウトしているのですが、4回目のコースアウトが一番大変だった。4回目は、得意な舗装路だったので、グイグイ下っていったのですが、途中で目印となる黄色いテープが無いことに気づいて、またきた道を登って元のスキー場に戻る。戻った瞬間に、XTERRAの案内表示が少し雑草に埋れていた。。。多分コースアウト分を合計すると2kmぐらいは余分に走っていると思う。やっぱり、集中力が途切れてしまっている証拠なんでしょうね

あと、途中でこんな障害物リレーに出てきそうな物が。これをよじ登れということです。

▼壁


足パンパンな状態でこれはきつかった。普通によじ登ろうとすると、滑って落ちてしまった。結局助走して、一気に這いつくばって登りました。普通に走らせてよ~と思いました。

この障害物を越えると、割と普通に走れるコースになる。最後の5kmの丸沼の周りを走るコースは、普段僕たちが関西の山々で走っている感じのコース。そして、そこから最後の力を振り絞って、本当のトレランが開始される。下りはいつものペースで走り、登りはゆっくり走るって感じを繰り返す。すると、奥のほうからゴール地点のBGMが聞こえ始めて、気持ちが楽になった。

そして、最後の600m。係の人が、「あと600m、頑張って~!」と声をかけてもらい、ラストスパートをかけて、ゴール!

▼レースで使用したシューズ(THE NORTH FACE Single-Track)




正確なタイムは、わかりません。ガーミンも22kmぐらいで電池が切れて、タイムが分からなくなったし、掲示板にタイムが掲載されていたようですが、そこまで余裕がなかった。たぶん、制限時間(8:15)の30,40分まえには到着していたのではないかと思います。

レースを終えて


正直、キツくて、足が痛くてだけが残ったレースだと思いました。風景を楽しむ余裕は無かったし、後半は持ち歩いたソニーのDSC-TX5での風景撮影は全くやってません。それぐらい、キツいレースだった。

個人的には、このレースは僕が求めているトレイルランではないと思う。ほぼアドベンチャーレースの短距離版にして、個人戦って感じかな?短い距離(?)のなかで、何度も登ったり下ったりを繰り返すドMレース。純粋にトレイルの走りを楽しみたいのであれば、このレースは向いていない。やっぱり、石川弘樹さんプロデュースのレースのほうが向いていると思う。

しかし、何も収穫が無かったわけではない。このめっちゃキツいレースを通して、ある意味自信はついた(笑)10/3の斑尾50kmのテストランと位置づけて参戦したものの、もしかすると、距離は短いもののエクステラの方がキツいかもしれません。フルマラソンや東山三十六峰のレースが楽に感じますね。ある意味武者修行になったかなと思います。

だが、XTERRAは、もう今後は出場するつもりはありません。

今後XTERRA Trailrunの参加を検討されている方へ


XTERRAは、世界各地で開催されているオフロードのトライアスロン競技ですが、中でも日本の丸沼大会のトレイルランはXTERRAの中でも世界一厳しいそうです。参加者のなかには、普通にアドベンチャーレースに参戦されている人やトライアスリートなどがごろごろ居ます。それなりの準備・トレーニングを積まないと、地獄を見ます。現に、エントリー枠350名なのですが、参加者は250名程度。トレランブームのなか、満員にならないのは、やはりキツさを象徴していると思う。

が、その中でも、一度挑戦してみたいという人は、これだけはやっておいて欲しい。それは、2000m級の山での高山トレーニングです。僕の場合、高山地での経験が無かったのが原因かと思います。残念ながら、関西には2000m級クラスの山は存在しないため、長野あたりへの遠征は必要かと思います。

とりあえず、時間内で完走できたので良かった。強行スケジュールであったものの、旅行自体は楽しかったし、ガスコンロのお湯で沸かしたカップヌードルも美味かった。

このXTERRAの経験が、次回の石川弘樹プロデュースのMadrao Forest Trails 50kmに活かせると思います。