2011年10月11日火曜日

2011-10-10 Madarao Forest Trails 50km 2011

今年も走って来ました、斑尾高原トレイルランニングレース 50km。

Madarao Forest Trails 50km
今年は、電車で移動にすることにしたんですが、出発早々、保守用車両の脱輪で、新幹線が1時間ぐらい運転を見合わせ・・・そのため、10/9 正午12時発のJR長野駅から斑尾高原行きのシャトルバスに間に合わず(´;ω;`)

とりあえず、JR長野駅前で、夜行バスで早朝に長野入りしていたMRHCのLillyさん達と合流。(ホンマは同じく12時のシャトルバスに乗る予定だったが、漫画喫茶で寝過ごしたらしい・・・)



なんとか、17時過ぎに斑尾高原に到着したが、レースプロデューサーの石川さんのコースガイダンスに間に合わず・・・幸先、えらい目にありました。


そして、レース当日。スタートは、10/10の午前6時30分。天気は晴天で、レースコンディションとしては申し分ない。昨年はユルユルと景色を楽しみながらゆっくり走ったが、今年はもうゴール後は、自分のパワーを出しきってゴールすることを目標にレースに望む。


自分のレースプランでは、第4エイドまではペースを抑えて、フラットや緩やかなアップダウンはジョグペース、急な登りはスピードハイクで攻めること。そして、レース後半は、徐々にスピードを上げて、追い込むことを予定していた。

野尻湖
上の写真は野尻湖。昨年とは異なり、晴天であったため、メチャクチャ景色が綺麗!このコース最大の絶景ポイントかと思う。

そして、第1エイドから第3エイドまでは、ホンマに順調に走破。25km地点でのタイムは、昨年よりも一時間以上も早く到着。まあ、昨年はユルユルと走っていたというのもあるだろうが、明らかに走りに成長を感じている。

26〜27km地点にあった石川さんのメッセージ
そして、上の看板。レースプロデューサー石川さんのメッセージ。確かに、このあたりになってくると、流石に疲労がたまりつつあるポイントかもしれないね。メチャクチャ気が利くメッセージボードかと。この看板を通過した時は、ホンマになんともなくそのまま通過。


そして、走行中に怪しげなお人形が・・・あまりにもシュールだったんで、記念撮影。何だかんだで、スピードを意識したレースでもあったが、こういう感じで、コースを楽しむ心も忘れなかった。ホンマにこのあたりまでは順調だった。

が、第4エイドに入る前辺り(31〜32kmあたり)に、トラブル発生。なんと、4月の平尾台40kmでも発生した、ひざ上の筋肉の痙攣が始まった・・・残り20km弱のコース、この膝で完走できるか少し心配になってきた。


しかし、ここで焦っても仕方がない。とりあえず、第4エイドまではペースをかなり抑えて(ほぼ歩き)、移動することに。そして、第4エイドに到着後は、他のエイドよりも少し長めに休憩。かなりお腹が空いていたというのもあったんで、ここで笹ずしやぶどうを頂く。そして、膝をアイシングして、様子を見てリスタート。

その後、この膝の状態では、あまりスピードを出せないと判断したが、このまま時間を掛けて走り続けても膝に負担が掛かるのは間違いないので、どうにかせねばと考えていた。何とかして、地面からの衝撃を負荷分散しないといけないと考えていた。

そこで、フォームを走りながら見直すことに。色々考えてみたが、結局、体幹をより意識して走ることにした。特に下りの部分で。下りはどうしても膝に負担が掛かる。且つ、ブレーキを掛けるように下りを走ると余計に膝に負担がかかる。

そのため、以下の点を注意して走ることにした。

  • 腰を入れる
  • 体幹部分を意識する
  • ストライドを短くする
  • 地面からの衝撃を膝ではなく、体幹部分で受け取る。
すると、面白い以上に、膝への痙攣が収まり、スピードを上げて走行することに。正直、何処まで持つか不安であったが、体力はまだまだ余裕があったし、正直不安材料はこれだけだったので、自分の膝がゴールまで持つことに賭けてみた。

スピードに乗り始めると、走ることに集中ができ、純粋に走る行為を楽しんで走れるように。心の中で「オラオラオラ!」と叫びながら。。。そのおかげ、何人も追いぬきまくり。今までのトレイルを走った中で、最高の走りだったかもしれない。


40km地点の看板

そして、5Aエイドに到着。膝に不安を抱えながらも何とか無事に到着。ここではラントレ関西の人たちがエイドしていて、昨年もココを目標としていたところ。ココまで来れば、あと7kmだしね。

5Aエイド。たぶん好物のグリーンマグマ飲んでます。

残り7km。自分の膝を信じて、ゴールへ向かう。希望湖の横はホンマに気持ちよかった。




45km地点の看板も問題なく通りすぎて、あと少し、あと少しと心に聞かせて、順調に進んでいく。

しかし・・・・膝は最後まで持たなかった。ホンマに、残り4kmぐらいの所で、膝上の筋肉が悲鳴を上げる(´;ω;`) よく云う、攣ったというやつだ。筋肉は限界だった・・・ホンマに残念だった。

もう残り4km以下だったんで、とりあえず、歩いてでもゴールに向かう。騙し騙し走っては歩いてを繰り返す。

そして、斑尾高原のペンション村を抜けて、最後の舗装路の登りの所で、足が動かなくなるというアクシデント発生。ホンマに、アレは苦しかった、ゴールは目の前。2kmも無い所で・・・通り過ぎた人たちに励ましてもらったが、ホンマにアレは嬉しかった。感謝。



そして、ゴール直前。膝はもう終わっていた。が、気力で最後の数百mの下りを走破。




そして、何とかゴール。痛みを堪えてのゴールだった。
昨年よりもタイムは短縮は出来たものの、ツライレースだった・・・色んな意味で。

正直、すべての力を出し切れてない感じはした。
まだまだ体力的にも余裕があったし、膝のトラブルがなければ・・・と思う。



そして、医務室でアイシング用の氷を頂いて、しばらくアイシング。膝上の筋肉を酷使しすぎたか・・・

酷使した原因はたぶんトレイルの下りで、膝を使いすぎ。つまり、フォームが悪いこと。途中で、腰を入れて体幹を意識して走ることによって改善は出来たものの、限界はあった。

だが、極限状態の中で、自分悪い所を見つけ出して、改善出来たのはいい経験。某テニス漫画のようなドラマ展開だったな。


愛用のシューズ Inov-8 x-talon212
そして、今回使用したシューズ。Inov-8 X-Talon212。トレイルシューズでは、かなり超軽量の212g。

そして、スパイクのようなスティッキーラバーソールのお陰で、下りのグリップ力はハンパない。正直、このグリップ力に助けられた感はあった。特に斑尾高原のような粘土質のトレイルでは、このグリップ力は最高に役立った。


Finetrackのアームウォーマー等々

あとは、Finetrackのフラッドラッシュシリーズ。アンダーウェア(パワーメッシュ、上下)、アームウォーマー、そしてバラクラバ(ネックウォーマー替わりで使用)。汗冷えしない上に、軽量。暑い、肌寒いに関係なく、非常に使える。超オススメです。
MRHCのメンバーさんと記念撮影

ツライレースであったり、レース前後の所々のトラブルで大変な2日間だったが、このトラブルやツライレースも含めて、メッチャ楽しめた。また、今回のレースを通して、色々課題なども見つかったので、次回のレースで活かしたいと思います。

石川弘樹さん始め、スタッフ・ボランティアの皆さん、共に同じコースを走ったトレイルランナーの皆さん、きむかつコーチ、スッシーさん、MRHC、ラントレ関西およびeランニングさんの皆さん、有難うございました。

楽しい2日間でした。

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