昨日(5/22)、福井県小浜市から京都の出町柳の76km区間を走破する、鯖街道ウルトラマラソンに参加してきた。
結果は、関門(久多・40km地点)で制限時間(開始5:30以内)オーバーで途中棄権。走行中、左足親指の筋が痛み初めて、ペースがガタ落ちしまくったのが原因。まあ、さすがにここの部位を痛めると、たとえ関門を制限時間内で到達しても、完走は難しかったでしょう。
あと、この日の午前中は、大雨。最悪のコンディション。トレイル区間を走行中は、ハンパない雨に加えて、嵐と思えるぐらいのキツイ風で、めっちゃ寒かった。。。普通の登山で、これだけの雨が降れば、もう引き返して下山するぐらいのレベルの雨量であった。このせいで、途中両腕の手首から先が痺れて、危うく低体温症になりそうな感じであった。
この日の装備は、以下です。
- Patagonia M's Air Flow Sleeve Less T-Shirt
- C3fit サポートハーフタイツ
- C3fit パフォーマンスアームスリーブ
- Zamst LC-1(ゲイター)
- adidas adizero japan(ロードシューズ)
- Haglofs Stamina(トレイルザック、6litter)
- Patagonia Nine Trails Jacket(トレイル用のウインドブレーカー)
- ファイントラック フラッドラッシュ パワーメッシュ
- CAPO UL Pocket Cap
- Smith Reactor Max
残念ながら、今回の装備は甘く見過ぎたというのが僕の反省点。雨であれば、Gore-TexやPertex Shield、eVentなどの、防水・撥水・防風機能を備えた、登山用のレインウェアは装備しておかないとヤバイということを改て実感。Outdoor ResearchのHelium Jacketをザックの中に入れておくだけで、全然違っていたかもしれん。。。
一緒に参加した友人のトレイルランナーが、この寒さの影響で低体温症になり、リタイア。彼は僕より圧倒的に速く、且つ経験豊富なトレイルランナーであるが、やはりこの雨と寒さの前では、走力や経験は関係なしで、人間この寒さであれば誰だって低体温症になってしまう。今回のレースで、改めて山の怖さというものを実感した。
また、他に参加者の装備を見ていても、軽装か、雨ガッパもしくはビニール製のポンチョを装備していた人が殆どで、レインウェアを持って走っていた人はごく一部という印象。装備に関しては自己責任だろうが、来年大会するにあたっては、レインウェアの携行を義務にしたほうがいいと思う。
一緒に久多の関門で引っかかった50代男性の方装備を観ると、この日のコンディションに合わせた適切な装備であった。Gore-Texのレインウェアに、ウール製のシャツ、Gore-Texのシューズなど。。。また、トレイルランやアウトドアに関しては経験豊富な方で、一緒にバス停まで向かう間、色々教えて頂けた。
あと、履いていたシューズですが、今回はアディゼロ・ジャパン。ロードシューズです。鯖街道ウルトラマラソンは、公表値では未舗装路が40%程度と記載されていますが、感覚的にはもう少し少ないような気がする。なので、一応トレイルレースというよりかは、ウルトラマラソンに近いのかと思う。
このシューズは、ホンマにフルマラソンを高速に走れるためのシューズであるが、ウルトラマラソン用としては、クッション性は問題ないが、少しつま先に余裕があったほうが良かったと思う。あと、何人か、NB MinimusやVFF、Inov-8 X-talon 212というミニマリスト向けシューズを履いて走っていた人もいらした。
アディゼロジャパン(別の記事から流用) |
今後のレースですが、鯖街道76kmを完走できれば、9月末にある信越五岳110kmにエントリーしようとしていたのですが、信越五岳に出ようと思うと、もう少しウルトラレースの経験を積まないと厳しいというのが今回のレースで大きく実感できた。
しばらくは、レースはいれていないので、次回のレースは、おそらく10/10の斑尾50kmかなと思う。色々な部分を負傷しているし、少しトレイルランはお休みしたいなと思う。
また、来年鯖街道にレースに出るかどうかというと、来年はUTMFの90km部門であるSTY(Shizuoka to Yamanashi)に出場しようかと思う。UTMFは、地震の影響で、一旦秋に延期になったが、結局来年に持ち越しになったようだ。(参照:http://www.ultratrailmf.com/news/log/20110521182406.html)
宿泊ホテル・せくみ屋の前にあったOBAMA像 |
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